風俗と性感染症
■風俗と性感染症(性病)
1.風俗に勤める女性と性感染症
風俗に働く女性の多くは性感染症(性病)についての知識を持っていません。「専門家だから病気の教育を受けているだろう。」、「イソジンでうがいをしているから大丈夫だろう」と思うのは勘違いです。お店によっては定期健診を受けていることをネットで宣伝したり、受付に張り出してあるところがありますが、彼女たちは毎日何人ものお客にサービスを提供しています。あなたの前にサービスを受けていたお客さんが病気を持っていたら、昨日のお客さんが病気を持っていたら? あなたは病気になってしまうかもしれません。 いくらイソジンでうがいをしても、歯を磨いても、彼女たちの口の中にはたくさんのクラミジアや淋菌が新鮮なまま残っています。
慢性的に病気を持つと自覚症状は無くなります。彼女たちも残念ながら自分が感染していることに気づかずに仕事をしているのです。
お客のほうにも問題があります。風俗に月に何回も通う人がいます。知らない間に病気になってお店からお店へ、何人もの女性に、知らない間に感染させています。そんな人を通じてあなたも感染してしまうかもしれません。
あなたが彼女に感染させている可能性だって考えられます。
2.オーラルセックス
「オーラルセックスだから大丈夫だろう。」と思っている人が大変多いのに驚きます。淋菌もクラミジアもとても弱い菌です。皮膚の表面や、物の表面、お風呂の中などでは長く生きられません。高温、乾燥、洗浄などに耐えられないからです。尿道や膣、子宮内などに感染するのはそこが温かくて、湿度があって、栄養があって住み心地がよいからです。口の中も同じように性病の菌にとっては住み心地のよい環境です。淋菌やクラミジアなどの性病の菌は性器と性器、性器と口などの密接な接触がないと感染しません。性行為感染症といわれる所以はここにあります。
性風俗のサービスとしてオーラルセックスが盛んになるにつれ、オーラルセックスはコンドームを着用しないこともあって性感染が蔓延する原因となっています。 口腔内の性感染は消毒薬のうがいでは治りません。また治療期間も長くかかることが知られています。
3.風俗で感染する可能性の高い病気、感染する率(危険度)
風俗へ行った後に病気になってくる患者さんで一番多いのはクラミジアです。次が淋病です。コンジローマ、ヘルペス、非淋菌性非クラミジア性尿道炎などもあります。最近はHIVや梅毒の可能性も否定はできません。
1回の性行為によって感染する率は淋病で30%とかHIVは2〜3%以下とか言う報告もありますが受けたサービスの内容、接触の時間、接触の濃度によって感染する危険率は変わってくるので一概に何%とは言えません。
4.症状が出るまでの期間(潜伏期間)
菌が体内に侵入してもすぐに症状が出るわけではありません。菌が増殖し炎症を起こしてはじめて発症します。この期間を潜伏期といいます。菌の強さ、菌の量、自身の免疫力、男性では接触後の排尿までの時間などいくつかの要素の影響を受けます。一概には言えませんが目安として潜伏期間は淋病で3〜7日、クラミジアで10〜14日、梅毒で2〜3週間、コンジロームで3週間から半年、HIVでは数年〜10年位です。
5.もし風俗に行ってしまったら.... 。
家族にうつさないために
・風呂は最後に入る。
・タオルは共用しない。
・パートナーとの性的接触をしない。
・症状がなくても2〜3週間したら医者へ行って検査をする。
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